最近は色んな国・色んな場所で熱気球を観光客用に搭乗さ
せていようですね。
ケニアでは今まで、1979年以降何回事故が起きたか分から
ない程起きています。
トルコでも昨年でしたか、事故が起きてますし、タンザニ
アでも残念な事に、昨年9月に事故が起きています。
現地タンザニアやケニアでは、気球搭乗ご希望者の年齢制
限を設けてはいませんが、道祖神では設けています。
以前も書き込みしたかもしれませんが、再度メモしておき
ます。
確かに年齢だけでは一律にその危険度は図れませんが、50
台過ぎると、やはり鍛えている方々以外は、圧倒的に体力
は衰えると思います。
又危険な緊急時の対処の仕方も、そのスピード感も20代、
30代の若者とは比較しようがない程、圧倒的に遅いのです。
それは如何ともし難い事実です。
気球は着地時に一番衝撃が有り、着地前から気球籠に腰を
降ろし、籠の側面にある手綱を掴んでいた手が自然と離れ
てしまう方が圧倒的なのです。
それで身体が籠からはみ出し、投げ出され、最悪は籠の下
敷きになって首の骨を折るとか、窒息するとかの最悪の事
故が起きる事になります。凄く怖いです!
ご希望をお伺いしても道祖神は主催社ではありません。又、
主催している現地の気球会社は一切の事故の責任は負いま
せん。
更に気球搭乗前に気球搭乗証明書用として渡される際の用
紙作りのためにと、1枚の小さな紙切れを渡されますが、
その裏面には、万が一起きてしまった事故の場合、その責任
は、気球球会社は一切負えません。お客様ご自分に帰します
と英文で明記されており、そこにも同意して署名をした事に
なります。
それでもご希望の場合は、予約は代理業務で行いますが、
道祖神でも冷たいようですが、責任は負い兼ねますので、
くれぐれも熟考下さい。
又気球は日本では手軽に搭乗出来ない醍醐味を彼の地で割と
楽に廉価で搭乗出来る楽しさであって、必ずしも動物を上空
から観察するためではない事も念頭においておいて下さい。
写真はタンザニア、セレンゲティ国立公園での地味な気球。