https://www.facebook.com/index.php
ちょっと古いのですが、アフリカの遊牧民にとって有益な
記事を見付けました。
西アフリカやエチオピア、或いはケニヤの遊牧民の畜牛か
らは、高品質の食肉がより多く生産され、オーストラリア
やアメリカで見られるような家畜を1か所で飼育する、
“現代的な”牧畜より、1ヘクタール当たりの生産性が高い
そうです。
「肥育牛の大規模放牧では、食肉の一品目のみを生産する
傾向にありますが、遊牧型牧畜は食肉、牛乳、血、肥料、
牽引力等を生産し、比べ物にならない価値を生むのです」と。
次第にその頻度を増す干ばつによって、壊滅的な打撃を受け
ているサハラ以南アフリカの農家と違い、遊牧民は気候変動
にも強く、莫大な経済的利益を生んでいると著書の一人、
サベリオ・クラトゥリ氏は述べています。
「殆どの農家にとって障害となる、厳しく乾燥し予測不可能
な環境は、遊牧民には障害ではないのです」と。
この記事は2010年2月7日日曜日、22時36分グリニッジ標準時
に guardian.co.ukで掲載された物です。
遊牧民と言うと即思い浮かべられるのは、モンゴルや東アフ
リカのマサイの人々と思います。
ただ遊牧民は、一過性で緑豊かな草地で生活した後、次の土
地に移る事で、その土地のサイクルまでを保証するものでは
ないし、その責任性の点でマイナスも生み出すでしょうし、
定住型には定住型の良さが有ると思いますが、皆さんはどう
思われますか?
サハラ砂漠が遊牧民の放牧によって草地が砂漠化したと言わ
れています、その点はどうなのでしょうね?
最もそんな彼らに支援をする事は歓迎すべき事なので、歓迎
です。
僅かな資金投入が、遊牧民と彼らのコミュニティーに利益を
もたらすだけでなく、数百万人の生活を豊かにして、幅広い
経済発展に貢献すると述べられていますから。
写真は、名古屋の絨毯等を扱っているお店のHPで見付けた
素敵なイランの遊牧民(の絵?)です・・・。