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ちょっと昔になりますが、興味深い記事を見付けました。
恐怖の中で死んだバッタは、土壌に悪影響を及ぼすという
研究論文がサイエンスに発表されたと有りました。
何でも、恐怖を与えられたバッタの体の窒素に対する炭素の
割合が、安らかに死んだバッタと比べて、4%増加している事
を発見したとの事です。
しかし、その実験方法もちょっと面白く感じてしまいましたが、
このわずかな違いが原因で、恐怖を感じたバッタの死骸を
入れた土壌では、落ち葉など植物性有機物の分解速度が
大幅に遅くなる事が確認されたそうです。
干ばつや酷暑によるストレスでも恐怖と同様の効果が生まれ、
土壌成分が変化して、農作物の収量や植物の成長サイクル
に永続的な影響を与える可能性があると指摘しているそうです。
コスタリカでは食用昆虫の開発に力を入れているとか、又
アフリカでは良く食されているので、その内有名レストランで
ガーリック風味のバッタや、幼虫の串焼きが供される日が
近づいているのかもしれないですね・・・。
写真は正にその中南米で食されている蟻(お尻部分)。