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ドライバー・ガイドに国家試験が有り、国を挙げて高品質の観光・
サービス業を試みようとしている姿勢があちこちに伺えるのも此処
ボツワナならでしょうか?
もっとも2000年初期までは在日ボツワナ大使館の係官ですら、サ
ファリに関する観光には目もくれていませんでした。池田が大阪
営業所で講演を依頼した際も反応は今一でした・・・。
それが牛肉以外にダイヤモンド等での経済発展が著しくなって来る
と自国の宣伝にも目覚めたようで、現在ではむしろ、サービス業の
何たるかを、日本人以上に研究し、上辺だけの笑顔でなく、気持良く
真摯な接し方を感じます。
ケニアでは観光専門学校を出たての新人達がサーブするレストラン
があり、そこでは本当に気持ちの良い、親切な笑顔とサービスが
見られますが、実際現地のサファリ・ロッヂやテントでは挨拶のみが
愛想良く、サービス等は今一が多いと感じます・・・。
薄利多売よりは更に高品質・高サービスを国全体でモットーとする
ボツワナの長所でもあり短所でもあるところは、徹底した部屋数の
少なさ、客数の一般的な飲み物、ソフト・ドリンクやビール、ワイン等
更には洗濯代も部屋代に含めているところです。
現地で一切お金の出し入れの必要性がない事は、むしろストレスも
なく助かりますが、人によってはそのサービスを受ける需要度の違い
による金額差が不公平で、宿泊費全体金額の吊り上げになっている
という気がします。
最もこの南部方式はロッヂの豪華さに繋がり、タンザニアでも今や数
あるロッヂがこの方式です。
それでも静かな環境、お客さんの数の少なさ、心地良い適度なサー
ビスを受けられるところは、そのゆったりとリラックスした気分が楽しく
最終的には多少なりとも動物が見られなくても、又次に再訪したいと
いう気持ちを起こさせリピーターを生むのでしょう。
写真は屈託のないとあるロッヂのスタッフの笑顔(左からGM、2人目
は池田が推薦するドライバー・ガイドM氏、LM、姉妹キャンプの応援
ドライバーS氏)