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リカオンは東部アフリカ特にケニアやタンザニア北部では一刻絶滅
したとされた、哺乳綱ネコ目イヌ科リカオン属リカオン種の動物です。
四肢が長く、体躯には白、黒、オレンジ色がかった茶色の濃淡色の
斑紋があり、社会生活を女系中心の群れでおくる。又四肢が長い
ためか他のイヌ科のように足の指が5本ではなく、4本である事も
特色!
最近は嬉しい事に、ケニアのツァボやサンブル、マサイ・マラ、タン
ザニアではタランギレ、セレンゲティでも見かけたとお客さんから
の報告や画像があり、やっと復活して来たと信じられる状況になって
来ました。
狼が家畜を狙い、時に人間までも捕食する害ばかりの動物だと勝手
に人間が決め付けて絶滅に追いやったように、リカオンも家畜の敵
とばかりにかなり激しく、狩りの対象にしてしまった経緯があります。
生態的には、主に冬季に繁殖・交配を行なう。妊娠期間は60~80日。
土手や岩の隙間、他の動物達(ツチブタ等)の古巣等を利用。1回に
2~19頭を出産。地位の高い雄・雌同士が交配するが、地位の低い雌
が出産した場合、地位の高い雌によって殺される事が多いそうだ。
授乳期間は約5週間、生後11週間で巣穴の外に出る。生後3か月で
群れの後を追うようになり、巣穴も移動される場合が多い。更に、
生後6か月で狩りに参加。生後1~1年2か月で狩りが行えるようになる。
生後1年半以上で成熟し、平均寿命は10~12年と考えられている。
そんな訳で、南部アフリカ特にボツワナでは、巣穴に留まっている
時期、8月頃が一番リカオンの見易い時期と言われているが、彼等
は移動を頻繁に行うので巣を離れた場合はかなり追跡・観察は難しい。
何故そんなに頻繁に移動するかというと、体臭がきついからとある
TV番組でやってましたが、本当なのでしょうか? 来5月にボツワナ
で確認して来ま~す!