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アルーシャからマニャラ湖に掛けて高圧電線の列塔が続いて
いたのを発見した際もかなりびっくりでしたが、ンゴロンゴロ
自然保護区までの立派な舗装道路の完成、更にはムト・ワ・ンブ
の町に側溝が出来た事も驚愕でした。
唐突に次から次へと出来上がる、近代的な設備は皆外国の融資
もしくは無償借款で行なわれた賜物です。
以前ケニアとの全国境が開いていた時代には中国人の援助で
鉄道等も改修工事が行なわれていて、巷の食器からトイレット・
ペーパー等何から何までもが中国製品だった事もありました。
それなのに、何故か中国人は余り好かれていませんでした。
もっとも最近又インド人を始め、中国人も多くタンザニア国内
に仕事のためでも入り込んでいます。今又彼らの評判がよろしく
ないですね~。
もっとも日本人はいつもチナチナと謂われ、その後コーリアン
になり、又チナに戻りました・・・。
そういう彼らにジャパニと言って首都は何処か知ってる?と聞く
と、香港と言います。日本の車や電化製品や情報が大なり小なり
巷に溢れているのに、何故に?と思います。
北部の代表的ロッヂ、ワイルドライフ系列が皆、中国人の手に
よって改修工事が施されていますが、その評価は後数年経た際
の評価に依存すると思います。
昨今のタンザニアは、独立当初のアフリカ共産・社会主義から
脱却し資本主義化して久しいですが、国家高揚・経済発展・技術
革新のために取り入れる援助は、水道は何処の国の援助、電気
は何処の国の援助、電話は何処の国と皆、バラバラ状態なのは、
憂うべき状態ではないかと懸念します。
写真:送電線と一口に言っても沢山その能力に応じて形がある
んですね~。勉強しました。9月に行ったら暫しあれこれ
写真を撮ってきたいと思います。今の状態では余りにも
恥ずかしい状態です・・・。ご免なさい。