タンザニアのサファリ行では最近は道祖神特選ツアー担当としては
敢えてマニャラ湖を敢えて含めない行程にしています。
かなり昔、2003年だったかマニャラ湖が大洪水になり、湖畔のサファリ
はおろか、かなりの地域が浸水しサファリは不可能に。そして数年
その水量は減少しませんでした。
それでなくても、マニャラ湖はサファリには余り期待が持てず、
最初の行程に組むならいざ知らず、後半、特にセレンゲティ国立
公園等からの帰路に寄ると、ちょっと公園の荒れも目立ち、期待
はずれになってしまうのがその理由です。
それでも公園内は、目立ったところにはきちんと植物等に標識が付け
られ管理されており、ヒヒが多いにも拘わらず、ブルー・モンキーや
木登りライオン(この得意な生態は此処々が発祥の地)、カバや
水鳥、象の大群にも出会えました。
洪水の後半は、ボート・サファリが行なわれていたようですが、
それ以来1回も足は踏み入れてません。その後どうなったか
気にはなりますが・・・。
勿論マニャラ湖は列記とした国立公園です。宿泊施設は皆公園の
外に建てられており、アフリカ大地溝帯、グレート・リフト・バレーの
縁(リム)に建ち、湖を俯瞰する位置にあります。
特に際立った宿泊施設は、タンザニア国営時代からのホテル・レイク・
マニャラです。今は南アフリカ資本にセロネラ・ワイルドライフ・ロッヂ
等々と一緒に身売りして改修工事も済んだと思いますが、手入れ
された庭の美しさや、大きなチェス版、湖面に向いた望遠鏡が
印象的でした。