セレンゲティ国立公園に設置された120万のカメラ・トラップによって
得られた画像の目録作りが行われたそうです。動物の写っている
画像が32万2653点。
今回同定されたのは、アードウルフ、ゾリラやラーテル等40種だそう
です。
因みにゾリラとはスカンクとも異なり、食肉目イヌ亜目クマ下目イタチ
上科イタチ科イタチ亜科ゾリラ属。
ラーテルは食肉目イヌ亜目クマ下目イタチ上科イタチ科ラーテル
亜科ラーテル属、英名がハニー・バジャー。
スカンクは食肉目、スカンク科、スカンク属となっています。
もっとも上記2種は、下記のスカンクとは棲息地域が全然異なります
から動物好きの皆さんなら違いは即お分かりかと・・・。
しかし取り上げられた動物名が余りぱっとしていませんね、ライオン
やヒョウやゾウ等は勿論色んな場所で当然写っていると解釈します・・・。
今後これらの画像を元に分類に関する大勢の合意(コンセンサス)
を得て、画像に写った動物を同定するためのアルゴリズム(算法)を
設計し、得られたデータ・セットが今後の生態学研究と教育目的に
利用され、更に今回設計されたアルゴリズムがクラウド・ソーシング
による画像データ処理プロジェクトに役立つだろうと期待されている。
何か最後の文章はややこしい言い回しですが、原文の訳がそのま
ま引用されているので、こちらもそのまま使用してみました~。
要は今まで不明だった動物の同定や個体数の把握が画像を元に
瞬時に、しかも世界中で誰もが把握する事を可能にするだろうという
事ですね。
世の中段々便利になりますね~。
写真は、樹上のヒョウのすぐ近くで見たライオンのハンティング、これ
又物凄く近くて直視出来ず、暫し目を閉じていました・・・。それから
慌ててカメラを構えて・・・!