さてもういよいよ7月に入りますね。今年もヌー達のケニア巡礼が
始まったようです。
今はそれこそ南アフリカ系列の1泊USD$1500クラスの宿泊先の
約8km圏内にいるそうです。
まだまだ東南部のマラ川を渡ったばかりなんですね。
さてヌーばかり追い掛けていても退屈なので、ちょっとチビ知識を
披露しましょう。って勿論ネットから探し出した情報ですが・・・。
サファリに出ると良くフィールドで目にする超有名な木、ソーセージ・
トゥリーです。まるでソーセージをぶら下げた様な・・・。サファリでは
必ずあれが・・・と説明される事が多い木ですよね。
高さは20mにも達する程成長し、ほぼ1年中見る事が可能です。
ただ侮っていけないのは、ご存知のようにこの実の大きさが半端で
ない事、硬さも重さも遠く車からの見掛けとは大違いにでかく、堅牢
で、かなり重たいのです。皆さん一応拾っては見る物の、勿論行け
ない事ですが、とてもお持ち帰り出来る代物ではありません。
それにこんなものが知らぬ間に頭上から落ちて来たら、即死ですね。
それでもこの木の実は、ヒヒ、ブッシュ・ピッグ、ゾウ、キリン、カバ、
サルやヤマアラシまでも多くの哺乳動物達が良く食します。
東部アフリカでは実からお酒を作ったりしますが、ハンセン病真菌
感染症と戦うためにこの木の実を使用したり、湿疹の治療をして来た
歴史があるそうです。又乾癬、分娩後出血、糖尿病、肺炎、及びリウ
マチを治療するためにも使用されていたそうです。
しかもこの実には自然鎮痛剤が含まれていて、火傷を治療するため
に現在でも使用されたりしています。
花は赤黒いチョコレート色のような色で、一見ザ・バオバブの花の様
な感じです。つまり巨大なハイビスカスの花のようなんです。
アカシアは種類がとても多いので、むしろこのソーセージ・トゥリーや
バオバブ、フィッグ・トゥリーが最初に覚えやすい木々でしょう。
写真は、まだうら若きソーセージ・トゥリーの木。でもこれでも実の長さ
は20cmはあります。