都市部に出現する野生動物達

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1-イボDSCN5484

あ~そう言えば、日本以外でも野生動物達が人々の住む町の直ぐ
近くまでやって来ているそうですね。

カリフォルニア大学の歴史、地理、環境学の準教授が、そういった
野生動物と人間の関わりを The Conversation に発表しています。

ニューヨークでは、マンハッタンやクイーンズ区の街中にコヨーテが
練り歩いてニュースになったり、森から本の数km離れたところにオオ・
ヤマネコ、クマ等ひょっこり顔を見せたり、
マウンテン・ライオン(ピューマ
=イエローストーンでは皮肉にも最近やっと、その姿を自然の中で観
察出来るようになって来たのに)が町の周辺部をうろちょろしたりして
いるそうです。

ワニ達も一度は絶滅の危機に追い込まれていましたが、今ではマイ
アミからメンフィスまで広範囲の小川や湖に棲息しており、ビーバー
やアシカもその数を劇的に増やしているそうです。

つまり野生動物が出て来て危ないという単純な話ではなく、年々増加
している点。そしてこういった野生動物の出現に対して、市や州の対応
は余り成功していない事が問題だ・・・と。

元々野生動物の生活圏を切り開いて作ったのが都市。人間の住む
場所と動物の住む場所をはっきりと区別出来るという考え、動物は
公園や保護区だけで棲息すべしという考えを改めるべきなのかもし
れませんと。

日本では人間にとっての邪魔者・害獣は消えろと即、狩猟の対象
として残念な事に討ち捕ってしまう傾向にあります。狭い国土故の、
苦しい解決
策かもしれませんが、動物達にとって必要なのは生活圏
ですね。

保護された自然地区や、遠く離れたジャングルの奥地である必要は
なく、町には簡単に手に入る餌や水と言った十分な生活の資源がある
ので、動物達は寄って来て生活を始め、そしてアメリカの都市部は、
それを提供しているという訳です。無論日本でも全く同じ事ですね。

食パン1斤よりも大きな動物は兎に角危ない、という間違った考え方、
勿論野生の動物とは適切な距離を取り、子供やペットが巻き込まれ
ないようにちゃんと注意を払はないとなりませんが・・・。

過日も世界で人間の一番の脅威は蚊と言う科学的調査結果が発表
されていましたが、アメリカでは蜂だそうで、その次は何と
犬だそうです。
更にクモ、蛇、サソリ、ムカデ、ネズミと続くそうです。

それなのに害が見受けられないコヨーテは、適切な棲息地へと多大
な労力と金額を掛けて移動させられるという皮肉な事実。

即ち現在は、人間と野生動物との正しい規則がちゃんと整備されて
おらず、経済的にも無駄が多く、科学的にも根拠がなく、今後続けて
行く事が出来ない、そんな野生動物のマネージメント体制だと・・・。

非常に興味のある論文です。原文はこちら

アフリカの公園近辺の野生動物との共生、更には、日本の村里に
現れる
インシシやシカにはどうやって当て嵌めて対処して行くのが
良いのか、そろそろじっくり考え直す時ですね。

写真は、イボイノシシ。オスは繁殖期以外は滅多に家族と一緒に
いないそうですが・・・。

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メス・ヒョウの話と ” ガザ ” は今・・・。

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1-1樹上で食す

過日久々に学生のように高揚した気分を味わいました。ここでは政治
的な事、宗教的な事は極力掲載しない積りですが、 ” ガザは今・・・ ! ”
というシンポジウムに参加し、ちょっと考える事がありました。

ルワンダやウガンダも然り、そしてこのパレスチナ問題等、世界中では
如何に沢山の戦争による被害が人々を苦しめているか又は、苦しめら
れていたか、つくづく考えさせられました。そして個人的に今何が出来
るのか、何をすべきかと・・・。

さて今回はメス・ヒョウの話ですが、サファリ中の興奮した出来事は、
その場で一緒に体験出来た皆さんにはいつまでも長く心に残り、映像
は目に焼き付いていると思います。

でもそれをその場で体験していない方、余りサファリに興味のない方、
極端な場合は、ヒョウすらもこんなに魅力的だとは知らない方にお話
するのは至難の業かもしれません。

実際語り始めると、或いは文章にまとめるとなんだ~と思える程、短く
てあっという間に終わってしまいます(笑)。

でも幾ら保護区や国立公園だからといってもそれこそ広大な自然界、
それが見られる喜び、見られた体験者にとってはそれこそ大袈裟かも
しれませんが、ずっとずっと語り継ぎたいものですね。

特に自然界、動物の世界ではメスの働きは、オスには比べ様もない
程逞しく、力強いものです。

出産・仔育て・狩りと一杯仕事があります。そしてそれはオスよりも激し
い母性本能に満ちた所業です。

木登りが上手い彼らは自分よりも重たい獲物を咥えて登り降りが可能
ですし、仔供を守るため果敢に自分の死をも顧みず危険な相手に挑
んで行きます。

以前、仔供がハイエナに追い詰められ、樹上に登ったのを確認した母
ヒョウは遠くから猛然とダッシュしてその木に登り、落下し、敵を追い払う
事は出来たのですが、自らの命を亡くした映像がありました・・・。悲しい
ですが凄まじい程の無償の愛ですね~。

木から降りるにしてもライオンとかチーターの無様さは何回か見た事が
ありますが、ヒョウは ( 滅多!?に ) 見た事がないのですが・・・。ずり落ち
そうになりながらも、器用にまるでサーカスの様に、巧みに四肢を駆使
しています。見事です!

写真は、狩りした獲物を折角樹上へ持ち上げたのに落っことしてしまい、
再度持ち上げる際、地上で食べてその重量を減らして運んだ賢いヒョウ
す。でも今はまだ、樹上でお食事中。

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飛行機に乗る際の持ち物注意

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1-YSjackとプロングDSCN7184

文字色をちょっと暗めに変更してみました~。

さて本題ですが、皆さん、政府インターネット・テレビってご存知です
か?

夏場のご旅行前に、一度飛行機に持ち込めない物のご確認をどうぞ。
分かり易く動画で教えてくれています。

意外と航空会社でも、ライターの持ち込み方とか相違がありますし、
虫除けスプレーとかでも銘柄によっては持ち込みokとかもあります。

テロ防止のために始まった液体物の持ち込みに関しても然りですが、
往々にして水分補給の用途に落ち込みたいミネラル・ウォーターが
必ず封の開閉状況に関係なく手荷物安全チェック場で没収になって
しまうのは辛いですね。

もっともクリーム状の物、ペースト状の物も液体法により取り締まられ
ていますから、チューブの歯磨きや美容クリームも対象になります。

朝早い便の場合は、飛行機の中での食事の後に磨こうとつい、いつも
の洗面用の歯磨きを(携帯用の小さいものでなく) day・bag に入れて
しまったり・・・。

空港の免税店で購入した液体物も封がされていても駄目なところも
あります。

色々失敗もありますが、事前に詳細が分かっていれば損をせずに済み
ますね。

何時までたっても旅行会社目線気分の私でした~。

写真は、イエローストーン国立公園での出来事。ジャッカルがプロング
フォーンの前を通り掛かり、一瞬その場に緊張が走ります・・・。

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西江雅之先生を偲ぶ会は盛会でした~!

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ハイ+クリップスDSCN6971

昨日吉祥寺で行われた(ほぼAA学院卒業生で催しした)西江雅之
先生を偲ぶ会、参加者数はそれ程多くはなかったですが、それこそ
日本各地(ちょっと大袈裟かな)から集まって、しかも現在も素晴らし
いご活躍をされている面々にお逢い出来て大変嬉しかったです。

皆さん一様に西江先生の影響力が大きかったとそしてご自分の今日
があり、
人生感・人生そのものも変わったと邂逅。納得でした。

しかし今3月の講演会の時には既にかなりご病気が進んでいらした
とは・・・、残念でした。

嬉しかったのは、色んなお話を聞く事が出来た事。過日の何処かの
慰労会とは雲泥の差 !? 表面的な笑いでなく中身が濃く、又個人的
にも元会社を率先して今もご紹介して下さっている方、このブログを
ご覧頂いていると云う方、更にはそれこそ30年前に近いけど、お世
話頂きましたと云う方が・・・。

一時は忙し過ぎてお客さんにも何か厳しく接してしまった時もありま
したので、ハラハラしましたが・・・。

やはり持つべきは友・先輩・後輩かな~と。これからももっとスワヒリ語
が必要とされる時代になると良いなと思います。

それにしても公的偲ぶ会は開かれるのでしょうか?AA学院からは何
故何も情報を出さないのでしょうか?かって先生が教鞭をとっていた
TGやW大学も然りですね。こんなに親しまれ、愛されている先生なの
に!

写真は、岩場に棲息するクリップス・スプリンガーと木登りハイラックス。
何を見ているのか前方注意!

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後10年?ミニ氷河期入りの地球?

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1-坐位アルビノDSCN5429

欧州の科学者達が、2030年までに過去370年程経験した事のない
「ミニ氷河期」が訪れる可能性があると警告しているそうです。

太陽内部にある異なる層を伝わる「2つの波を総合し、太陽の現在の
活動周期の実際のデータと比較する事によって、我々の予想が97%
の確率で正確である事が分かった」と説明、更に数学モデルに
基づき、
太陽活動が60%低下し、地球の気温が急低下すると予想し
ているそう
です。

今年は各国の温暖化数値が過去最大になっているそうで、もう多少の
削減では歯止めも
効かない事態になってもおかしくないんでしょうね~。
困った事です。

又別の面白い記事は蚊・蝿を退治するのに有効な新兵器を開発した
とありました。

地球上には人間約1g当たり、300g、300倍の虫が存在するそうです。
蚊や蜂の類いは4000万年前から地球にいて。人類が生まれたのは、
僅か20万年前。そんな彼らに対抗する人間は何か食物連鎖の頂点に
立つと言っても、彼らの方が強力な武器を持っている事には変わりは
なく、これだけ科学が発達してもクモの糸の強靭さは作れないし、ヒョウ
モン・タコやクラゲの毒にも対処が出来ないと・・・。

そして開発され新兵器が電気蝿取り器や塩鉄砲だそうです(笑)。

写真は、先回に引き続き白子のバブーン。あれから2年、彼女はどう
なったのでしょうか?何処からも誰からも情報が・・・!

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世界の動物園と水族館ランキング

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1-アルビノDSCN5431

昨年の今頃だったか、大阪営業所に世界の動物園巡りのツアーを
作ってと依頼して何やら即心良い返事を貰いましたが、今の今に至
るまで、他にも依頼した分も含めて一つも成就しませんでした~。

ま~気楽に依頼する方が悪いのですよね・・・(笑)。

そして今年も出ました世界の動物園のランキングが!

世界の動物園1位は相変わらず、アメリカの「サンディエゴ動物園」、
水族館1位はポルトガルの「リスボン海洋水族館」。

アジアを対象としたランキングでは、動物園1位がいつもの「シンガ
ポール動物園」、水族館1位は沖縄美ら海水族館。又、日本の動物
園1位は和歌山県の「アドベンチャーワールド」。当然水族館は沖縄
美ら海水族館でした。

嬉しいのは日本の沖縄美ら海水族館は昨年のランク付けで18位から
9位に上昇した事ですね。

個人的にはやはりサンディエゴ動物園には行ってみたいですね~。

とある情報によると今年はアルビノ?の赤ちゃんが一杯誕生している
ようで、それも哺乳類を始め爬虫類までとなると、何か自然界の変異
を感じてしまいますけど考え過ぎでしょうか・・・?

ま~最も突然変異とアルビノ(遺伝子疾患である先天性白皮症)とは
微妙に違いがあるようで・・・。

写真は、再掲載 ? ですがマサイ・マラ国立ご保護の白いバブーン !?
正に見返り美人 !?

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ワールド・トラベル・アワード2015年

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1-改ヒョウ親子逢う編集

どうやら今年2015年、ワールド・トラベル・アワードが行われたそうで
すが、何と4年連続で色んな分野で賞を取った南アフリカの会社が
自慢気にHPにコメントをupしています。

でも見事ですね、それだけ全てに集中してサービス他に気を使っ
ている証ですから・・・。賞を貰った系列の宿泊施設は、皆並べて
一人当たりのお値段が相当高いですが、それだけの価値はある
でしょう。

ボツワナでも 1、2 を争うロッヂに宿泊して然の中に建つ故、メンテ
ナンスの難しさや維持・継続の困難さをつくづく感じます。又スタッフ
の笑顔は勿論、サービス精神(親切さや面倒見の良さ)が常に求め
られます。食事はと言えば、お国によっても味の好みが異なります。
美味しいものは萬人が納得しますが、都会の真っ只中で何不自由
なく仕入れられ、用意・準備が進められるおとは雲泥の差ですから。

特に会話に弱く、食事中等の外国語での会話なんて真っ平と仰る
方々が多い日本人の場合、とかく西欧風のサービスは慇懃無礼で
時に鼻を突きますが、一人で所在ない感じの時間の場合は、例え
会話が全然出来なくても、相手の何気ない思いやり・優しさは身に
沁みますね。

因みに宿泊先部門では、タンザニア、ンゴロンゴロ自然保護区の
クレーター・ロッヂ、南アフリカ、サビ・サンズのリーウッド・ロッヂ、
ボツワナ、オカバンゴのツァべガ(以前と系列が変わり、改良された
ようです!)が挙げられていました。

写真は、ここちらも再掲載で、且つ粒子が荒れてますが、母親の
仔供を見守る表情が何とも言えないです・・・。

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ルワンダ、アカゲラ国立公園にライオンが復活 !?

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1-3頭兄弟DSCN6575

そう又夏がやって来て、厚生労働省も恒例の注意事項を発布です。
特に感染症ですね。ま~1~2週間のご旅行では無茶をしない限り
は先ず・・・でしょう。ただ時に、裏町・下町でとちょっと日本では考え
られないような旅をされる方もいらっしゃるでしょうから、万全を期して
のいつものご注意ですね。

ところで本題です。ちょっと時間が経過してしまいましたが、6月30日
アフリカン・パークスと言う非営利団体が、南アフリカからライオン7頭
(内オス2頭)をルワンダのアカゲラ国立公園へ移送したそうです。

ルワンダのアカゲラ国立公園には、国内の長きに渡る部族間の紛争
で、15年間もライオンが
いなかったとか・・・。

確かにウガンダの戦後と同じような状況で、緑が多く、樹木も背丈が
高く、草食獣が目立ちました。でもこじんまりとした、綺麗な公園だった
記憶が・・・。当時マウンティン・ゴリラを2回見た後に、現地発着ツアー
に参加しました。その年の暮れに残念ながら、ゴリラの保護にあたって
いらしたダイ
アン・フォッシーさんが亡くなられたというかなり昔の記憶
ですが・・・。

29日から46時間掛かってルワンダに到着後、2週間ルワンダの
アカゲラ国立公園の北部のボーマ(マサイの家だけでなく、もっと
広範囲な意味を持ち。特に東・南アフリカで使われのマサイの戦士、
スワヒリの人々、ズールー族や植民地支配下にあった人々に使用
された言葉・体形で、殆どが枝で作られ、囲いがあり、野生動物の
侵入を防ぎ、暖が取れ、家畜を守る、更には小さな砦や役所として
利用されている)で2週間検疫を受け、環境に慣れるよう飼育された
後放たれるそうです。

そろそろ放たれる時期でしょうか・・・?それにしても壮大な動物保護
計画ですね。

これからが楽しみですね。

写真は、3頭のチーター兄弟。何をするにも一緒でしたが、この時は、
母親が狩りの準備中。後方でじっと待つ間も暑さと強烈な光で目が・・・。
 
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