最近のタンザニア北部のサファリ事情

 

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幾ら鳥が面白いとお話ししても、やっぱり動物~と仰る方々も多い
と思いますので、ここで情報を一つ!

情報と言えば当然、タンザニア北部のサファリの事、更にサファリ
事情と言えば、この時期は勿論、セレンゲティ国立公園とンドゥトゥ
地域の事を指します(笑)。

3月17日付けの記事がupされていました。3月11日と余り変化が
ないように思えますが、雨がかなり降り出し、次の時期へ向けて、
更なる大移動のために、栄養摂取や繁殖行動に励むヌー達が
より沢山観察されるようになって来たようです。彼らは余り移動
せずにゆったりとこの地域の草を楽しんでいるようです。

そのため、肉食獣(ライオン、チーター、ヒョウ、ハイエナ)が周囲
を取り囲むような形で至る所で観察され、草食獣達の病弱なもの、
年老いたものを群れから引き離しハントしているそうです。

写真は希少な白頭ハゲワシ。嘴の部分が微妙に青くなっています。
後襟、首周りの毛が特色ですね。良い写真がなくて申し訳けあり
ません。もっとサファリで沢山撮り溜めしないと! そのためには
皆様のご協力・ツアーにご参加して頂く事が必須で~す!!(笑)

よろしくお願い致しま~す。  m(_ _)m

チーターの危機的減少

 

http://www.dososhin.com/blog/ikeda/

今日、大変興味のある、且つとてもつらいニュースが飛び込んで
来ました。

3月7日付けで、ケニア国立博物館(NMK)と野生動物サービス(KWS)
が発表したチーターの遺伝子に関したものです。

世界最速のネコ科のチーターはかって1980年代、ケニアには約
5000頭も棲息していたのが、今や1000頭になっていると。

3秒で時速100kmまで出せる彼らの精子数は家猫と比較すると、
10分の1程にも満たないそうだ。それは、気候温暖化による低
精子数化と遺伝子の異常・奇形化も原因の一つで、大型のネコ
科同様、チーターの繁殖がより一層難しくなって来ている所以だ
そうだ。

又、トムソン・ガゼルも気候の温暖化によりその数を減少させて
いるが、非常にタンパク質含有量が高いので、比較的チーター
によって捕食されている。ただその数の減少により、チーターは
しまうま等栄養価の低い獲物を仕留めなければならなくなって
来ていると。

又美しい毛皮の模様のためヒョウと同様密猟が続き、更に生息
地の損傷、その結果、人間と野生動物との間の紛争も原因で、
今後チーターが体内で独自の蛋白質でも作り出せるような体質
にならない限り、他の大型ネコ科のように環境に順応出来ない
限りは、かなり悲観的な未来であろうと・・・。

かなり衝撃的なニュースです! 皆さんは彼らを保護するためには
どうすべきと思われますか~? 絶やす事はいとも簡単ですが、
一旦失われた生命を取り戻す事は幾ら近代科学が発達しても
大変な事だと思いませんか?

写真は無邪気な兄弟チーター。彼らの将来よ永遠なれ  

チーターの危機的減少

 

http://www.dososhin.com/blog/ikeda/

今日、大変興味のある、且つとてもつらいニュースが飛び込んで
来ました。

3月7日付けで、ケニア国立博物館(NMK)と野生動物サービス(KWS)
が発表したチーターの遺伝子に関したものです。

世界最速のネコ科のチーターはかって1980年代、ケニアには約
5000頭も棲息していたのが、今や1000頭になっていると。

3秒で時速100kmまで出せる彼らの精子数は家猫と比較すると、
10分の1程にも満たないそうだ。それは、気候温暖化による低
精子数化と遺伝子の異常・奇形化も原因の一つで、大型のネコ
科同様、チーターの繁殖がより一層難しくなって来ている所以だ
そうだ。

又、トムソン・ガゼルも気候の温暖化によりその数を減少させて
いるが、非常にタンパク質含有量が高いので、比較的チーター
によって捕食されている。ただその数の減少により、チーターは
しまうま等栄養価の低い獲物を仕留めなければならなくなって
来ていると。

又美しい毛皮の模様のためヒョウと同様密猟が続き、更に生息
地の損傷、その結果、人間と野生動物との間の紛争も原因で、
今後チーターが体内で独自の蛋白質でも作り出せるような体質
にならない限り、他の大型ネコ科のように環境に順応出来ない
限りは、かなり悲観的な未来であろうと・・・。

かなり衝撃的なニュースです! 皆さんは彼らを保護するためには
どうすべきと思われますか~? 絶やす事はいとも簡単ですが、
一旦失われた生命を取り戻す事は幾ら近代科学が発達しても
大変な事だと思いませんか?

写真は無邪気な兄弟チーター。彼らの将来よ永遠なれ  

続・鳥の名前とサファリ

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先回、鳥は難しくて頭が痛いと書きましたが、でも、覚え始めると
これが又非常に楽しいのです。

羽根を広げて飛んでいる鳥の、下から眺めた特徴。上から見下ろ
す特徴。翼を広げた際の下に隠された特徴。雌雄では羽色が異
なりますが、それどころか、眼の色、尾羽の形の相違とか、たっく
さんあります。

幼鳥と成鳥だけでも沢山覚えなければならない特徴がありますので、
めげそうですが、先ずは最初の一歩で、成鳥だけで覚えて行く方が
良いでしょう。

鳥の写真を撮るのが非常に難しいのと同様に、鳥達は我々の識別
能力を大いに試してくれます。

後は、自分達の知識が正しいか否かを見極めてくれるドライバー
ですね。昔からドライバーの殆どは植物や鳥が苦手で、大型哺乳類
のみで終始してしまう事が殆どです。

残念です。そこでサファリ・ツアーと言っても、同じロッヂや同行程で
あっても、本当に野生の生物を楽しめるか否か、確実に見極めて
からご参加される事をお勧め致します。色々比較して料金が高い
場合でも何か違いを込めているものです・・・。

写真は主として骨を食すと言われる頭巾ハゲワシ。

鳥類

 

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ハゲワシも見方によっては非常に興味わく生物だと思いませんか?

ただ鳥全体となると、東部アフリカは特にタンザニアでさえ北部と
南部では鳥の種類が季節により、又場所により全然異なります。

在来種と渡り鳥の区別、更には季節による区別、雨季の前・後に
よってもかなり異なって来ます。

又鳥の分類方法もここ数年で変化して前説が覆されてしまいます。
所詮名前は英名にしても和名にしてもその鳥の単なる特徴のまま
名付けられている事が多いです。

今採用されている鳥分類は殆ど、シブリー分類法によりますが、
国際動物命名規約が動物命名法国際審議会による、動物の学名
を決める際の唯一の国際的な規範である事。生物の学名の基準
となっているが、本規約が定めるのは、あくまで学名の適切な用法
であり、分類学的判断には一切関与しないとあります。

故に素人的には特徴は分かるが余りにも小難しい命名に戸惑う事
が多過ぎると感じるのも事実でしょう。

”~バンケン”って言われて鳥の何を指すのか、お分かり頂けます
か?何と30種類もいます。シブリーの鳥類分類法によると、カッコウ
目、カッコウ下目、カッコウ小目、バンケン上科、バンケン科と分類
されていくそうです。

東アフリカで良く見られる有名な鳥、ライラック・ブレステッド・ローラー
はアフリカ西・ライラック仏法僧と呼ばれていますが、ライラックとは
紫系統の色、ブレステッドとは胸の意味なので、胸の部分が紫色を
した仏法僧と呼ばれている訳です。そのブッポウソウ目からヤツ
ガシラ目とサイチョウ目をシブリー方では分割してます。

購入する鳥の本も数年経つと最早改訂されていて以前覚えた分類
と名前が見付からないなんて事も・・・。

そんな風にややこしくて、頭が痛くなります・・・。

写真は斑白襟ハゲワシ(前面にいる)と腰白ハゲワシ(左)。

鳥類

 

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ハゲワシも見方によっては非常に興味わく生物だと思いませんか?

ただ鳥全体となると、東部アフリカは特にタンザニアでさえ北部と
南部では鳥の種類が季節により、又場所により全然異なります。

在来種と渡り鳥の区別、更には季節による区別、雨季の前・後に
よってもかなり異なって来ます。

又鳥の分類方法もここ数年で変化して前説が覆されてしまいます。
所詮名前は英名にしても和名にしてもその鳥の単なる特徴のまま
名付けられている事が多いです。

今採用されている鳥分類は殆ど、シブリー分類法によりますが、
国際動物命名規約が動物命名法国際審議会による、動物の学名
を決める際の唯一の国際的な規範である事。生物の学名の基準
となっているが、本規約が定めるのは、あくまで学名の適切な用法
であり、分類学的判断には一切関与しないとあります。

故に素人的には特徴は分かるが余りにも小難しい命名に戸惑う事
が多過ぎると感じるのも事実でしょう。

”~バンケン”って言われて鳥の何を指すのか、お分かり頂けます
か?何と30種類もいます。シブリーの鳥類分類法によると、カッコウ
目、カッコウ下目、カッコウ小目、バンケン上科、バンケン科と分類
されていくそうです。

東アフリカで良く見られる有名な鳥、ライラック・ブレステッド・ローラー
はアフリカ西・ライラック仏法僧と呼ばれていますが、ライラックとは
紫系統の色、ブレステッドとは胸の意味なので、胸の部分が紫色を
した仏法僧と呼ばれている訳です。そのブッポウソウ目からヤツ
ガシラ目とサイチョウ目をシブリー方では分割してます。

購入する鳥の本も数年経つと最早改訂されていて以前覚えた分類
と名前が見付からないなんて事も・・・。

そんな風にややこしくて、頭が痛くなります・・・。

写真は斑白襟ハゲワシ(前面にいる)と腰白ハゲワシ(左)。

ハゲワシの類

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大体、肉食獣に食われてしまった屍にはハゲワシの大群が群がっ
ています。

そんな場面を見ると凄いな~と暫しは見ていますが、殆ど何も追求
せず、その場を去る事が多いのではないでしょうか?

最近は見られるハゲワシ(ハゲタカではない!)の数が減った事。
又、何回覚えてもやっぱり判別が付け難いのは、鳥類全て(ハゲ
ワシばかりでなく ! )ですが、幼鳥、若鳥、その雌雄と成鳥と、とても
識別が難しいです。

でもハゲワシなら、東部アフリカでなら結構いけますよ~。

先ず、一番巨大なヌビアン(現在は耳ヒダ)・ハゲワシですね。こちら
は雌雄の区別が付けば割りと楽に判別が付くでしょう。

次に腰白ハゲワシ、斑白襟ハゲワシ、頭巾ハゲワシ、白頭ハゲワシ、
エジプト・ハゲワシ、髭ワシでしょうか。

もう白頭ハゲワシ以降の種類はめったにお目にかかれません。

もっとも、彼らは獲物を食する順番があるので、そこまでじっくり見て
いないというこちら側の所作も原因でしょう。

餌の食べ方ですが、先ず腰白が皮を食べます。勿論それだけでは
終わらないでしょうが、彼らの嘴に特色が有り、鉤爪の様にひっかけ
て、しっかり硬い皮でも引き割いて食べれるようになっています。

次にヌビアンが内蔵を食し、白頭が筋肉を頭巾が骨を、エジプトが
小骨等をと食べ分けているそうです。見事ですね。

彼らが順番を争って皆が同じような部分を食べているのかと思いきや、
こんなきちんと食べ分けが出来ているなら、そこまで喧嘩しなくても
良いのではと思ってしまいます・・・。

彼らの喧嘩っぷりは、シューシューという音といい、動画をお見せ
したい位、大きな羽根を広げて威嚇して、迫力たっぷりですよね。

写真はその一番の大型のハゲワシ、ヌビアン(耳ヒダ)の若雌です。
(嘴の先にご注意!)でももう餌は一見すると骨ばかりのようですが・・・。

ハゲワシの類

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大体、肉食獣に食われてしまった屍にはハゲワシの大群が群がっ
ています。

そんな場面を見ると凄いな~と暫しは見ていますが、殆ど何も追求
せず、その場を去る事が多いのではないでしょうか?

最近は見られるハゲワシ(ハゲタカではない!)の数が減った事。
又、何回覚えてもやっぱり判別が付け難いのは、鳥類全て(ハゲ
ワシばかりでなく ! )ですが、幼鳥、若鳥、その雌雄と成鳥と、とても
識別が難しいです。

でもハゲワシなら、東部アフリカでなら結構いけますよ~。

先ず、一番巨大なヌビアン(現在は耳ヒダ)・ハゲワシですね。こちら
は雌雄の区別が付けば割りと楽に判別が付くでしょう。

次に腰白ハゲワシ、斑白襟ハゲワシ、頭巾ハゲワシ、白頭ハゲワシ、
エジプト・ハゲワシ、髭ワシでしょうか。

もう白頭ハゲワシ以降の種類はめったにお目にかかれません。

もっとも、彼らは獲物を食する順番があるので、そこまでじっくり見て
いないというこちら側の所作も原因でしょう。

餌の食べ方ですが、先ず腰白が皮を食べます。勿論それだけでは
終わらないでしょうが、彼らの嘴に特色が有り、鉤爪の様にひっかけ
て、しっかり硬い皮でも引き割いて食べれるようになっています。

次にヌビアンが内蔵を食し、白頭が筋肉を頭巾が骨を、エジプトが
小骨等をと食べ分けているそうです。見事ですね。

彼らが順番を争って皆が同じような部分を食べているのかと思いきや、
こんなきちんと食べ分けが出来ているなら、そこまで喧嘩しなくても
良いのではと思ってしまいます・・・。

彼らの喧嘩っぷりは、シューシューという音といい、動画をお見せ
したい位、大きな羽根を広げて威嚇して、迫力たっぷりですよね。

写真はその一番の大型のハゲワシ、ヌビアン(耳ヒダ)の若雌です。
(嘴の先にご注意!)でももう餌は一見すると骨ばかりのようですが・・・。